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保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

認可外保育所開業初年度で園児が集まらない理由(2)

掲載日:2011年9月16日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回は前回に引き続き、認可外保育所開業初年度で園児が
集まらない理由についてお伝えします。

ポイントは以下の通りです。

1.既に幼稚園や公立・認可保育園に通っている子どもでも対象となるサービスを付加する
2.保育のように季節性が無いサービスで集める
3.保育のように一度入ったら退園が少ない事業ではないサービスで集める
4.これらサービスでまずは集めてそこから保育への移行を促す
5.これらサービスでまずは集めて一定期間は収益を保つ

要するに認可外保育園を開設しても十分に集客することは極めて困難なのです。

それを理解していないと、スタートに失敗します。

では何をやるか?

それは、大きく2つの切り口があります。

・徹底した一時保育の訴求
・教育サービス及び教室事業の訴求

です。

当たり前ですが、一時保育は月極保育よりも入りやすいものです。
さらに、教育的付加価値を付けることでさらに入会が促進されます。
さらにさらに、入会金なんていうものは必要ありません。入会金ゼロキャンペーンを
やると良いでしょう。1時間無料チケットでも良いと思います。

しかし、一時保育というのは利用したことのない方が多いものです。
そんなお母さんは、

「自分のために子どもを知らない環境に預けるなんて気が引けるわ・・・」

という感情を持つのです。
だから、教育的付加価値が活きて来るんですね。


また、教育サービス及び教室事業の訴求ですが、これは教育に力を入れている
保育園でないと出来ません。
逆に言えばそういう保育園でないと集客は出来ないのです。

例えば英語を導入するならば、0~2歳の月々3,000円の親子英会話スクールなどが
良いでしょう。
リトミックでも構いません。
競合の状況を見ながら隙間のサービスを探し出し、そこに一点突破して訴求する
ことで、集客はしやすくなります。
また、そこから保育にどんどん移行していくようになるのです。


是非参考にしてください。

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