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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

発信力を高める方法(2)

掲載日:2011年10月 1日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

今回も幼保一体化を見据えた認可保育所の経営について
ご紹介したいと思います。

さて、発信力を高めなければどんなに素晴らしい保育をしていても
地域には広がっていきません。

こんなにもったいないことはありません。
発信していくためには「何を、誰に、いつ、どこで、どのように発信す
るか」という4W1Hの考え方が大事であると前回お伝えしましたが、
今回から一つ一つ考えていきたいと思います。

まず「何を」についてです。

これはまさに「独自価値」です。
自園が自信を持って「これに関してはうちが一番だ!」と言えるもの
を発信することが最も効率的であり、効果的なのです。

次に「誰に」です。これはいくつか考え方がありますが、一番伝えなけ
ればならないのは、「これから保育園を検討する保護者」と「在園児保
護者」です。

もちろん地域全体に周知させていくことも重要ですが、範囲や対象者
が広がるということは、様々な負荷も掛かるということです。


この2種類の対象者に限定して伝え始める事をオススメします。発信の
原理原則は「近くから遠くへ」なのです。


次回は発信の中でも「いつ、どこで、どのように」という視点でポイントを
ご紹介していきます。

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