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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
先生たちが輝く園のルール
掲載日:2011年10月 1日みなさん、こんにちは。
船井総研の荒井です。
9月ももう終わりましたので、今年いろんな保育園、幼稚園を見て、話を伺って、気づいたことをお話します。
どの園でも課題はたくさんありますが、経営者の方の中で一番多く話が出るのは、やはり先生方の教育の仕方です。
どうしたら、自主的に、物事を考え行動してくれるか、そのためには何をしたらいいのか、といった内容のものが多いです。
私がたくさん回った中で、先生方が楽しみ、キラキラと輝いている園ではこの2点があります。
当然のことのように聞こえるかもしれませんが、でもやっぱりここがしっかりとできている園は訪問していてもワクワクさせられます。
1.褒める文化がある組織
2.失敗しても何度でも挑戦できる風土のある組織
です。
もちろん経営者の方、先生方が意識的に上記を行うのもいいのですが、そういった機会を積極的に作っている園です。
毎日の終礼時に、「ありがとう発表」があったり、今月の「チャレンジMVP」を作ったり、やはり先生方が働いていて「楽しい!!」「やっていて良かった」と思うことを定期的に行うこと。そして続けていくうちにそれが風土となり、自然と実践できているんですね。
「人は喜ばれるために生まれてくる」
よく言われる言葉ですが、本当にそのとおりだと思います。
風土として定着するまでは、積極的にそういった機会をつくること、まずは一つ一つ形にしていくことが大事ですね。
では、次回もお楽しみに(あらい)。
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