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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
小規模保育の時代
掲載日:2011年10月19日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回は先日報道発表があった認可外保育所に関する
ニュースをご紹介します。
こちらをご参照ください。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110928/plc11092821030020-n1.htm
小規模保育の運営補助と認可外保育所の開設準備金に対して計124億円を
計上するとのことですが、これまでの待機10名以上から待機1名以上とほぼ
全ての自治体を網羅する形になりそうです。
認可外保育所の「開設準備金」に対しての助成というのがやや気になりますが、
小規模については安全対策と手厚い人員配置を主とした運営補助というのは
子ども子育て新システムの流れの中で今後益々増えることが予想されます。
さて、最近よく耳にする「小規模保育」。
フローレンスの「おうち保育園」が有名ですが、これからの時代を創りそうです。
名古屋市もスタートしましたし、東京都、横浜でも今年来年に掛けて増えていき
そうです。
このような背景から、今後は、
・大規模な認可保育所の新規開設はあまり増えない
・代わりに小規模保育が増える
というトレンドが生まれるでしょう。
特に認可外保育所を運営する事業者においては、新規開設、事業の拡大の
選択肢としては無視できなくなると思います。
今後益々皆様それぞれの自治体の動向をチェックしておくべきですね。
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