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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
有楽町の変化から学ぶ
掲載日:2011年11月 5日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、有楽町、銀座の街が変わりました。
ルミネと阪急メンズ館のオープンです。
先日行って来ましたが、一言で言えば、
「益々若年化した!」
ということ。
特にルミネの集客は凄まじかったですが、多くが20代を中心とした若年層。
プランタンや丸井、ファスト系に次ぎ、もはや新宿や渋谷、池袋のようになってきました。
三越のリニューアルの時も若年層への意識が垣間見れましたが、今や銀座、有楽町はターゲットが複合した新しいカラーへと変化しています。
一方阪急メンズ館は、40代、50代のオジサマがターゲット。この層がゆっくり、じっくりショッピング出来るという意味ではこれも初めて。
もはや銀座はセレブだけの街ではありません。
これも銀座の戦略なのか。
そんな時にセレブは銀座にい続けるのか?
これからの銀座に注目です。
さて、そんな中で保育業界が考えなければならないのは、「ターゲット」という
考え方ですね。
ターゲットには、
・エリアターゲット
・顧客ターゲット
というものがあり、これに対して自分たちの園のサービスが適合するかどうか。
これがマーケティングでは大事になるのですが、メンズ館は銀座に出せても
錦糸町には出せません。地方の政令都市でも難しいでしょう。
エリアターゲットを見据えて、さらに高所得者であるオジサママーケットが集う
銀座だから出来るのです。
これからは幼保一体化の流れの中で、どこでも集まるという時代では無くなる
ことが予想されます。
しっかりとエリア及び顧客を設定し、その特性を捉え、自社、自園が適合する
かどうかを見極める力が必要なのです。
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