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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
何故職員は育ってくれないのだろう・・・(2)
掲載日:2011年11月11日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
前回に引き続き、職員育成の極意についてお伝えします。
認可保育所は一般的に施設あたり20人~30人の組織です。
まず、職員育成を考える際には規模のパターンを理解しなければ
なりません。
船井総研では組織の考え方として、
1.7人一組
2.30人一組
というものがあります。
これは一人のマネージャーが管理できる最大値ということです。
もし30人の組織ならば一人では管理できません。
ということは、サブマネージャーが最低4人~5人は必要になるという
ことです。(メンバー7人×マネージャー4~5人=30人)
よって、30人の組織ならばトップに園長がいて、その下には主任が
4~5人は必要になるのです。
ここでよくあるのが、主任が1名や2名しかいないというケースです。
もしくは学年別に責任者はいるが、職務分掌として主任的役割を
担っていないということですね。
それでは組織管理は出来ません。つまり、職員育成できる環境で
はないということです。
まずは、主任の先生もしくは主任業務を行えるクラス責任者を必ず
ことから始まるのです。
次回も職員育成についてお伝えします。
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