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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
投資と経費(2)
掲載日:2011年12月 6日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回も前回に引き続き、投資と経費という概念から具体的に
何をどうしていくことで、効果を生み出すかをお伝えします。
前回お伝えしたのは、広告費の投資対効果を最大化するには、
1.一点集中する
2.媒体管理をする
3.媒体よりも内容
と伝えました。
まず1の一点集中という点です。
これは全ての業界に当てはまるのですが、広告投資というのは一点集中
が基本です。
大手企業のように多大な広告費をマスコミに投下できる企業は別なのですが、
中小企業ではこの概念がとても重要になります。
では「一点」というのは何か?
それは、
1.タイミング
2.媒体
3.訴求内容
この3点です。
これは「いつ・どこで・何を」の概念ですね。
例えば保育業界ならば反響が最大化するのは、10月~12月、2月~3月となります。
10月~12月は認可申請時期、2月~3月は合否発表時期となります。
特に認可保育所は10月~12月、認可外保育所は10月~3月は問い合わせが増えるのです。
この時期にまずタイミングを設定します。
認可申請直前、合否発表直後などさらにタイミングは細分化できます。
それによって、一気に広告投資をするのです。
これは実体験からも把握していますが、それ以外の時期に行っても反響は最大化しません。
まずはタイミングに集中するのです。
次回は媒体と内容についてご紹介します。
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