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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
個人の保育園開業における注意点
掲載日:2011年12月 6日個人の開業で注意すること
みなさん、こんにちは。船井総研の大嶽です。
さて、11月に入り、不思議と個人の方の保育事業立ち上げ相談
が増えております。
私のところに相談に来る方の全体のうち約50%は個人の方なの
ですが、その比率が高まっています。
これまで100件以上は個人の方の相談に乗っていますが、個人の
方は以下の点について注意しなければなりません。
・保育事業は儲からない
・保育事業は専門性が問われる
・保育事業はリスクを伴う
・保育事業は労力が掛かる
これらだけを見るととても大変な事業に思えるかもしれません。
でも正直大変です。。。
だからこそ、以下の要素が必要になるのです。
1.強い社会貢献意識
2.収益性が保てる仕組みの構築
1については、一番大切なことです。
個人で「一旗上げたい!」という方は多いのですが、その中に
確固たる想いや情熱が無ければ上手く行くわけがありません。
儲けや市場性だけを期待して参入されるのであれば私は反対です。
止めるべきです。
それならばいっそのこと、飲食店や介護FC、ネットビジネスでも
やった方がよいと思うのです。
「未来の日本のために」、「経済に雇用を生み出すために」、「働く
女性のために」・・・
何でも良いと思いますが、そのような気概が必要です。
しかし、それだけでは事業は成立しません。
だから2が必要になります。
2については保育事業の参入を考えた場合、コツが必要です。
そのコツについてはこちらを参考にしてみてください。
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1184910870_240.html
私は元々アントレプレナー支援をしたいという想いが強いため、個人の
意欲ある方々には是非とも成功していただきたいと思っています。
それが保育事業であれば1と2の考え方を是非持っていただき、成功
確率を上げていただければと思います。
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