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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

ある繁盛整体院Aから学ぶ

掲載日:2011年12月 6日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回はある整体院をご紹介したいと思います。


私が住むある東京の最寄駅にはAという整体院があります。

ここは、土日はもちろん平日でも予約をしなければ絶対に入れません。

要は、キャンセル待ちの状態ですね。

整体も昨今は競争が激化し、勝ち負けが明確になっている業界です。

業界自体もライフサイクルで言えば成熟期に入っているのです。

そんな中、この整体院は何故成功しているのか?


それは、

・一番商品を持っていること
・実績をベースにした安心感を徹底訴求していること

この2点に尽きます。

ここの一番商品は「腸もみ」です。
便秘に効果的な手法ですね。

ここで圧倒的な集客を測っています。

そこから各種マッサージなどに誘導しているのです。

集客商品を一番商品にするのはやはり強いですね。


さらに、ここのオーナーは元プロスポーツ選手の専属トレーナーをやっていたそう。

これは絶対なる信頼に繋がります。

もちろん全ての人がこのような肩書きを持てるわけではありませんが、それでも
何かしらの実績を強みにして人をブランディングする「パーソナルブランディング」
を行っているのです。

保育も同様です。

24時間保育は大きな強みですが、商圏内で同じ事をしている競合がいれば
それは一番商品にはなりません。

また、24時間保育を行っていても、その地域で需要が無ければやっても集客商品
にはなりません。

英語教育を導入していても他も同様に行っているのならば強みにならないのです。


とにかく地域で自分たちだけの商品を持ち、それが市場とマッチしているかどうか。
ここがポイントです。

さらに、それに対してパーソナルブランディングできるかどうか。
何らかの実績を打ち出せるかどうか。

あなたの経歴で「これはちょっと自信がある!」というものは、積極的に訴求すべき
です。

これがサービス業、特に人が全ての業界では大切なことです。

新規参入の方はしずらいことだとおもいますが、例えばあなたが仕事と子育てを両立
していたならば、それも強みになります。

そしてそれを打ち出すのです。

是非参考にしてみてください。

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