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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

ハイボールから学ぶ

掲載日:2012年1月27日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回はウイスキーのハイボールから経営を学びたいと思います。

昨日テレビでも紹介されていたようですが、元々サントリーのウィスキーの
業績低迷商品から今やビール代わりにハイボールを飲むという人もいるく
らい日本人にとってスタンダードになった商品です。

たくさんの反対を押し切って登場した新生ハイボール。

当然昔からいる社員や上司からは、

「こんなのはウイスキーではない。」
「こんなものを創ったら製造元に何を言われるか分からない」

という意見が飛び交ったそうです。

それでも復活させるためには今の時代にあった商品を開発しなければ
ならないということで、信念を持ち開発を進められたのです。

レモンを投入する、黄金比率の考え方、居酒屋でのオリジナルジョッキなど。

壁がいくつもある中でそれを一つ一つ突破していったハイボール。

この話はとても感動的な話だと思います。


船井総研の会長はよくこんなことを言います。

「革新7割、保守3割」

私はこの考え方が好きです。

保守だけでは絶対に変われない。しかし、革新だけでも大切なことを忘れて
しまう。

このバランスが重要だと思います。

また、革新には抵抗勢力、反対勢力が付き物。

私も保育業界のコンサルティングをしながらそれを痛感します。

しかし、私は業界を変えたいと強く思います。

何を変えたいか??

もはや、昔からの保育では今の保護者のニーズやライフスタイルには耐えられない
のです。

それが変わらないから苦しんでいる保護者がどれだけいるか。

だから民間の力もケースによっては必要なのです。


保守9.5割、革新0.5割のこの業界にはハイボールはとても参考になると
思います。

誰かがやらなくてはならないのです。


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