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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

何故職員は育ってくれないのだろう・・・(5)

掲載日:2012年2月13日

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、今回は若手職員の育成についてお伝えします。

最近、「新卒3年目以内の若手職員の育成が難しい」というお悩みを
よく受けるようになりました。

平成生まれの職員ですね。

この世代の方々には大きな特徴があります。

それは

・バブルを一切知らない
・物心ついたときには携帯やネットが当たり前に存在する
・ゆとり教育世代

といった点です。

私の部下にも何名かこの世代の人間がおり、会社全体で見れば百人近く
在籍しています。

この世代の特徴は上記観点や有識者の意見をまとめるとこのような特性
を持っているようです。

(1)思考力が弱い
(2)対話が出来ない・苦手
(3)自己主張が下手
(4)楽して効率的に成果を上げる方法が一番(努力や『地に足をつけて』という経験が少ない)
(5)自信やプライドは決して低くない(特に情報通が多く、そこに対しての知識力に対する自信はある)
(6)言われたことしかやらない
(7)怒られ慣れていない

これらの特性を包括した上で、上司やマネージャーは関わっていかなけれ
ば到底育てることなんて不可能なのです。

次回からはそのポイントをご紹介します。

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