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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
あるファーストフード店から学ぶ
掲載日:2012年3月 9日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回はある東海地区にあるファーストフード店から
学びたいと思います。
一般的にファーストフードに入ると、
「いらっしゃいませ。どちらにいたしますか?」
と聞かれ、レジを打ち、料金を伝え、
「ありがとうございました。」
と言われて並ぶというのが流れでしょう。
しかし、この定員は、
「いらっしゃいませ、お寒い中ご来店いただきありがとうございます。」
という一言から始まります。
さらに、
「本日はお寒いので暖かいチキンはいかがでしょうか?」
と誘います。
「じゃあそれも1つ」
と言うと、
「ありがとうございます。是非お早めにお召し上がりくださいね。
冷めると味が落ちますので。」
という言葉。
さらにさらに、
「ありがとうございました。またお越しいただくことを心より
お待ちしておりますね!」
というのです。
「ちょっとやりすぎかも・・・」
と思いながらも、やっぱり気持ちの良い気分になりました。
たった1分程度のやり取りですが、これだけでそのお店の印象は
180度変化します。
そして、それがリピートとなり、業績に貢献するのです。
保育園も同様です。
迎えに来たお母さんにかける言葉一つで「口コミ発生率」は変化します。
忙しい時間帯なので疎かになることが多いのですが、この数秒が大切です。
是非意識していただければと思います。
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