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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

タニタ食堂から学ぶ

掲載日:2012年4月13日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回は「タニタ食堂」から学びたいと思います。


タニタ食堂は今年の1月にオープンし、3ヶ月経過した
今も尚、整理券をもらわなければ入れないという繁盛振り
です。

もちろんレシピ本が大ヒットしたことや低カロリーで美味
しい食事を提供していることが理由ですが、それ以外にも
セルフサービスや、管理栄養士が常駐するカウンセリング
ルーム、食事の時間カウントが出来るサービスなど、これ
まで飲食業界の常識では珍しい取り組みが施されています。


このタニタは元々体脂肪計のメーカーです。


そういう意味では飲食業は新規事業なのです。


新規事業を成功させるポイントの一つに、


「本業のイメージとの関連性」


があります。


消費者も新しい商品やサービスが登場した際には、


「これはどこがやっているサービスなんだろう。」


とイメージを膨らませます。


その時に、そのイメージが合致しないと信憑性が生まれない
のです。


体脂肪計メーカーが飲食業。

イメージとしては明確で、

・健康
・低カロリー
・ダイエット

などが浮かぶのです。

そのイメージを崩さずに展開するから顧客の期待を裏切らず
提供することが出来るのです。


保育も同様です。

本業との関連性が必要です。

医療や介護、教育などの業界はそれが持ちやすいですね。

だから、提案内容とその本業の強みが関連すると信憑性が
増します。


これからのタニタの活躍が見ものですね!

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