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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:伊藤 沙穂理
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

差別化の8要素 ~商品力~

掲載日:2012年5月12日

こんにちは、
船井総研の伊藤です。

差別化シリーズも7つ目に突入です。
今回から差別化の8要素の戦術的差別化をお伝えします。

商品力で差別化を図るためには、以下の公式を念頭に置いていただきたいと思います。

商品=価値/価格

どんなに高い商品であっても、その方にとって価値を感じるものであれば、それは「良い買い物」になります。

教育も同様に、相手が価値を感じるものでなければ提供する意味がありません。
相手が望んでいるものを望んでいる価格で提供することが大切なのです。

継続的にお客様を集めるためには、そのときのニーズにあったものを提供し続けなければなりません。
昔は黙っていてもたくさんのお客様(保護者・園児)が来ていても、
そこに価値を感じる方が少なくなれば、お客様は減少していくものです。

保育という見えない商品を扱っているため、その価値をわかりやすく伝えていくことが重要なのです。
どんな保育園にも、良いところは必ずあります。
そこに自信を持ち、価値を見えるようにしていかなければなりません。

「ここに預けたらこんなことができるようになった」
という保護者の方の声があるならば、その声はまさしくその園の商品となります。

「うちの園の良いところは○○だよね」といった先生たちの声を聞いてみるのも一つです。

まずは自園の商品をしっかりと認識することが大切です。
上記のように、身近な人の声を聞いてみると見えることもたくさんあるはずです。

あなたの園の商品力、きちんと把握していますか?
ぜひ一度、考えてみてください。

次回は差別化の8要素5つ目、販促力についてお伝えします。

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