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- ライター名:伊藤 沙穂理
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
差別化の8要素~接客~
掲載日:2012年6月 8日こんにちは、
船井総研の伊藤です。
差別化の8要素、接客力についてお伝えします。
仕事上、様々な業種業態の企業様に調査に行くことがありますが、
やはり目につくのはこの「接客力」です。
よく、購入者(保育園で言えば在園児保護者)に
・なぜうちを選んだのか
・うちの強みは何か
ということを伺うと、
「人」
という答えがでてきます。
皆が口をそろえて言うこの人こそが、
今の時代は突き抜けていないと差別化にはならないのです。
子どもに優しい先生というだけでは今や普通であり、
基本的接客力を備えていて、
かつその上をいく対応が求められます。
例えば、電話が一本かかってきたとしたら何コール目に出ていますか?
初めて見学に来た方に対して、どのように対応していますか?
挨拶一つをとっても何か作業をしながらの「ながら動作」になっていないでしょうか?
一つひとつの細かな対応が、
他園との差別化をはかる重要な要素となるのです。
すぐに取り組めることとしては、
例えば上記の電話対応であれば、
2コール以上お待たせした場合には
「お待たせいたしました。」
相手のお名前をすぐに伺い、親近感を持っていただくために会話の合間に
「○○さん」とお名前を呼んでみるなど、
様々あります。
モノを販売しないサービスや教育の提供をするうえでは、
人の要素がとても重要になります。
ぜひ、さらに良い接客力となるためにも、一つひとつの細かな動作や行動を見直してみてください。
次回もお楽しみに!
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