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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:伊藤 沙穂理
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

メルマガの重要性と具体的手法

掲載日:2012年8月 2日

こんにちは、
船井総研の伊藤です。

前回まではシリーズとして、「差別化の8要素」をお伝えしました。

今回はその中から復習の意味も込め、
早速すぐに取り組める具体的手法をお伝えしていきます。

最も取り組みやすいのは、
前回お伝えした「固定客化」するための方法です。

すぐには固定客とはならなくても、
自園存在認知の後に記憶に残し、アプローチをし続けることが重要です。

その一つとして、今回はメルマガ手法をお伝えします。

ある程度の名簿がそろっている場合、
メルマガを配信し、常に連絡を取り続ける状況を作るようにします。

最近はいくつもの保育園や幼稚園へ見学・イベント参加をされる保護者の方が多いので、
自園の存在を認識しておいてもらうこと以外にも、
・自園がどんなことを考えて保育を行なっているのか
・子どもに対してどのように接しているのか
など、自動的に伝えてくれます。

メルマガ配信の準備に必要なことは、
1.無理のないように頻度を決めること
これは、2日に1回、3日に1回など、目標を設定することは大切なのですが、
結局「続く」ということが大切なのです。

そのため、無理をせず、続けていけるペースを考慮して
頻度は決定したいものです。

2.配信内容を決める
発信内容は、その園それぞれのカラーがあるので一概には言えませんが、
軸は定めた方が読みやすいです。
子育てマメ知識など、保育士がプロ目線で伝えられることや、
家庭と保育園での連携方法など、
どんなことを伝えていくのか目的を明確にし、
取り組んでいくことが良いと言えます。

3.在園児保護者に配信し、最後には「転送自由」と記載
在園児保護者の方へは必ず配信しましょう。
そして、最後に転送自由と記載をしておくことで、
保護者の園以外の輪の中で広がる可能性もある、ということです。


最後に、このメルマガ配信は他にも効果を発揮します。
・今まで園に見学に来ていた人の名簿がばらばら・・・
  →これを機に、名簿の精査・管理が行なえます

・今までメールアドレスを記入してもらっていない・・・
→「子育てに役立つメルマガ配信中」等記載をすることで、
  これから継続的に名簿を獲得していく可能性が広がります。

まずは取り組めることから行なっていきましょう。
ぜひ、現場の保育士の方にも協力をしてもらって続けてみてください。

次回もお楽しみに!

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