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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
星野リゾートから学ぶ
掲載日:2012年8月18日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回は星野リゾートから保育経営を考えていきたいと思います。
星野リゾートは「日本再発見」を日本だけでなく世界でもホテルや旅館を
展開しています。
星野社長が著書を出されているので、知っている方も多いかと思います。
「教科書どおりに経営をすることが大切」ということを論じております。
私が行ったのは軽井沢にある「星のや」の温浴施設「とんぼの湯」です。
直感的に私が感じたのは、
・自然を一番に考えたつくりである
・高級感の醸成
の2点です。
決して入館料が高いわけではありません。
とてもコストパフォーマンスが高い印象を受けました。
サウナにはテレビもありません。
よくある「温泉の効能」のようなものも見受けられません。
とにかく自然に溶け込み、その自然を売り物にし、自然を楽しんでもらう
ということを大切にしていることがよく分かりました。
そして、改めてコンセプトと店舗の一貫性を強く感じました。
やはり、商売とは価格分の価値であり、価値とは基本価値と付加価値から成り、
特に付加価値で勝負をすることが大切です。
温浴の付加価値は自然を楽しんだり、風情を楽しむことも一つです。
とても勉強になった時間でした。
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