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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育サービス企業の歩む道(2)
掲載日:2012年9月21日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
前回から今後の保育サービス企業の歩む道というテーマでコラムを書くことになりましたが、
多くの方からこの数ヶ月でご相談を受けることになりました。
保育サービス企業とは、社会福祉法人以外の保育サービスを提供する法人と位置づけておりますので、
株式会社、有限会社、NPOなどがそれにあたるわけですが、
これら企業の主な特徴としては、
・認可外保育所を経営している(認証等も含む)
・在宅サービスや派遣サービス、開業支援等周辺事業を複合的に展開している
という点があります。
最近では指定管理や委託での公共施設運営を行ったり、
認可保育所を運営したりとかなり幅が広がってきましたが、
今後は様々な選択肢が出てくることから
より一層自社の進むべき道を絞っていかなければなりません。
前回は、
・保育所型認定こども園
・地方裁量型認定こども園
・小規模保育
・家庭的保育
・居宅訪問型保育
・事業所内保育
という選択肢が広がってくるというお話をしましたが、
まずどんな道を進むべきかを考える上で大切なのは、
1. 既存の自社の事業の延長線上にある事業は何か
2. 自社のノウハウを生かせる事業は何か
3. 自社が展開する地域の特性からどんな事業が求められているか
を考えることです。
その上で決定していただきたいと思います。
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