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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育サービス企業の歩む道(3)
掲載日:2012年9月30日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
今回も2013年~2017年における保育サービス企業の歩む道について
ご案内したいと思います。
今後は様々な選択肢が出てきます。
・保育所型認定こども園
・地方裁量型認定こども園
・小規模保育
・家庭的保育
・居宅訪問型保育
・事業所内保育
その中で大切なのは、
1. 既存の自社の事業の延長線上にある事業は何か
2. 自社のノウハウを生かせる事業は何か
3. 自社が展開する地域の特性からどんな事業が求められているか
であることを前回お伝えしました。
3については自治体の考え方次第で変わる部分ですので、こちらの意図
で変えることは難しいのですが、1と2については自社内で考えるべき
です。
もし今認可保育所、認証等準認可保育所を行っているのであれば、
当然今後は、保育所型認定こども園、地方裁量型認定こども園が選択肢に
入ってくるわけですからここをプランに入れなければなりません。
また、認可外保育所を経営している場合は、小規模保育も選択肢に
入ってくるわけです。
後はこれら6つの事業において、将来性があるのかどうか。
これをしっかりと見極めなければなりません。
本当に小規模保育の必要性はどこまで出てくるのか、需要のある地域はどの
程度あるのか、他にどんな形態の保育サービスが伸びそうなのか?
これを冷静に判断することが経営を大きく左右します。
このことから、12月に民間の保育サービス会社を対象としたセミナーを
開催しようと思っています。
テーマは、
「保育サービス会社の未来のために今出来ること」
とでも言いましょうか。
またご案内いたしますので、お楽しみにしていてください。
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