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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
認定こども園と広報活動(2)
掲載日:2012年10月24日みなさん、こんにちは。船井総研の大嶽です。
さて、前回は認定こども園がスタンダード化していく未来を見据えて広報活動の
あるべき姿をお伝えしてきましたが、その広報活動のポイントとして、
「『AIDMA理論』の体系化」
というものが大切であるという話をしました。
AIDMAとは、
A・・・Attention(注意)
I・・・Interest(興味・関心)
D・・・Desire(欲望)
M・・・Memory(記憶)
A・・・Action(行動)
の頭文字をとったものですが、人の購買行動と心理をフロー化したものです。
どんな購買でもそうですが、例えば服を買うことを想像してください。
まず服を買う人は服を注意して見ています。道を歩きながら「良いお店ないかな」
と探しているわけです。
そして、あるお店に興味・関心を持ち、来店します。
さらに、そこに自分が探しているカワイイ服があったとします。その時に人は、
「この服欲しい!」と思うわけです。
そして、それを記憶にとどめます。そして他とデザインや価格を比較検討したりします。
そして、最終的にその記憶が行動に変わり購買へと繋がるのです。
ですから、保育園に入園したいと思っている人は常に「注意」して見ています。
保育園を通りすがったらじっと見るわけです。
注意しているから人に相談したりするわけです。
ここで大切なのは、
「注意している人が興味・関心を持てるようにこちらがコンタクト取れる体制を
つくること」
です。
要するに、保育園を探している人が探しやすい場所に自分たちがいるかどうかです。
今、この最大最強のツールが「Web」なわけです。
まずは注意している人に興味・関心を持ってもらうこと。
ここから広報活動は始まるのです。
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