こんにちは、船井総研の伊藤です。

本年も保育経営ナビをよろしくお願いいたします。

新年一発目のコラムとして、強い組織力についてお伝えします。

突然ですが、今組織として職員の皆さんが同じ方向を向いていますか？

恐らく、ほとんどの方が自信を持って「もちろん」という答えを出すことは難しいと思います。

そうであれば、そこに対する行動が必要となります。

昨年末にお伝えした方針発表会のように、
やはりトップとして組織の方向性を示さない限り
下で働く方はそれを感じ取ることすらできません。

組織がどこを目指しているのか、
何を目標としているのか、
どこに向かっているのか、
きちんと言葉で伝えなければなりません。

その方針が見えないことが続くと不満や不安に変わってしまうのです。

そのためには、トップは伝えるために時間を費やす必要があります。

すでに方向性が明確の場合にはその考えを「どう伝えるか」
まだ方向性が漠然としている場合には「どうまとめ、どう伝えるか」
まったく定まっていない場合には「どうするか、どうしたいか」

短期的ではなく、中期的な視点でぜひとも考えていただきたいのです。

そして、全てに共通するのは相手のことを考えて伝えてほしい、ということです。

聞き手が聞きやすいように、そして想像しやすいように伝えていくことが大切です。
そのために時間を費やしてほしいと思います。

組織で働く皆さんが同じ方向を目指していく気持ち、行動が、
2013年は必ず必要になります。

ぜひ、参考にしてみてください。

船井総合研究所　伊藤