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保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

立ち上げ直後の課題(1)

掲載日:2013年1月25日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、今までは保育園を開設するまでのノウハウばかりでしたが、
今回は立ち上げ直後の課題についてお伝えしたいと思います。

立ち上げ直後でよく出てくる課題は、


1.人的課題
2.集客課題
3.運営課題

の3つです。

まず人的課題からご説明をします。


保育士やその他スタッフを雇用してオープンを迎えるわけですが、
実際に子どもが入ってくるとその本人の性格が良く分かります。


特に多いのが、

・経営的観点を考えず、手厚い保育をしたいと主張してくる人
・忙しくなりセカセカ仕事をして愚痴や文句ばかり言う人
・手を抜いたり、人間関係を壊すような人
・やたらと要求ばかりする人

といった類の人たちです。

このような場合、特に経営者が保育の経験に乏しい場合、保育士は
保育の経験がある方がほとんどなので、主導権を握ろうとするのです。


これらは一度始まってしまうと、収拾が付きません。
しまいには、組織を崩壊させません。

大切なのは、「事前説明」です。

採用前の段階で、保育士から応募があったからといって浮かれて
採用を決めてはなりません。

自分たちがどんな園なのか、
園としての人員配置の基準はこう考えている、
愚痴や文句を言うならば辞めてもらう
など、
こちらが常に主導権を握る状態でいないと
後々苦労が耐えなくなります。


そうならないためにも時間をかけて採用をしなければなりません。

次回は集客課題についてお伝えします。

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