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保育業界成功事例

    • ライター名:伊藤 沙穂理
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

卒園時の目標を保護者と共有できている幼稚園【東京都U幼稚園】

掲載日:2013年1月26日

みなさん、こんにちは!
船井総合研究所の伊藤です。

今日は東京都にあります私立幼稚園Uさんをご紹介します。

こちらのU幼稚園さんは、卒園時の明確な目標を保護者に伝えることで、
他園との差別化をはかり、選ばれる幼稚園になっています。


卒園時の明確な目標の立て方として、
幼稚園教育要領の5領域を根幹においています。

この5領域とは、

・健康:心身の健康に関する領域
・人間関係:人とのかかわりに関する領域
・環境:身近な環境とのかかわりに関する領域
・言葉:言葉の獲得に関する領域
・表現:感性と表現に関する領域

この5つのことなのですが、幼稚園はこのような指針を持って
子どもの日々の指導を行っています。


そのため、この考え方を幼稚園が持つことは普通なのですが
これらをそれぞれ因数分解し、具体的にそれぞれの領域で
どのような力を持って卒園することを目指し、教育しているのか
を親御さんへ説明を行っています。


入園説明会時にその内容を詳細に伝えているのです。


日々の保育内容や行事がどのような意味を持っているのかということを前提にし、
最終的なゴール(目標)をこの時点で共有しているため、
行事などにも積極的に参加してくれる保護者も多いようです。


やはり最初の時点での共有共感は非常に重要で、
保護者と日々の保育内容の意味や意義を共通理解として持っておくこと、
さらにこちらのU幼稚園さんのように、卒園時までの目標を伝え、
認知しておいてもらうことが大切なのだと感じます。


保育士の先生とまずは自園で大切にしていることをまとめ、
それを意識しつつ保育を行っていくのも良いのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてください。


船井総合研究所 伊藤沙穂理

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