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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

園児募集ノウハウの因数分解(5)

掲載日:2013年3月29日

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。


私の著書が出版されました。
保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
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さて、今回も園児募集ノウハウの因数分解をしてその仕組みとカラクリを
お伝えしたいと思います。

今回お伝えするのは、


「長所を組織全体に周知させる」


ということです。

前回、前々回と、園児募集や広報にあたって、
「何を」伝えるのかということで、「自園の長所」という話をしました。

事業とは、


「その組織の長所に惹かれ、それを価値として感じ、お金を払う」


のです。

何も考えずにただやみくもに広報しても意味がありません。

そして、まず誰に広げるのか?ということですが、意外や意外、


「職員」


なのです。


広げる順番は、


職員→在園児保護者→地域、一般


の順番です。


広報の原理原則は、


「近くの人から、遠くの人へ。」


なのです。


ではどのように職員に広げるのか?

主な伝達手段は、


・職員会議等皆が集まる場所
・園内環境、施設
・採用段階での広告等

になります。

理事長や園長自らが、


「うちの強みは○○だ!」
「うちは○○がほかとは違う!」
「うちは○○を大切にしている!」


と職員に伝えなければなりません。


それが浸透してくれば、
職員自ら保護者にも伝えるようになります。


プロモーション戦略やコミュニケーション戦略というのは、


「信頼している人からの発信」


がとても重要です。


職員から在園児保護者へ、そして地域へ広げていきましょう。

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