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保育業界成功事例

    • ライター名:伊藤 沙穂理
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

面談後成約率80%を越える園【埼玉県S保育園】

掲載日:2013年4月14日

みなさん、こんにちは!
船井総合研究所の伊藤です。

今日は問い合わせ後の面談時に決定率80%を誇るS保育園さんをご紹介します。

こちらのS保育園さんは、関東地方に5園直営で認可外保育園を運営されています。

経営者の方が徹底して保育士とコミュニケーションをとることを行っていて、
週に最低一度は各園を見てまわっているそうです。


その中で、徹底して教育をしているのが

保護者対応

です。


もともと保育士の方に保育そのものは任せているので
理念に沿った保育であれば特に口は出さないそうなのですが
保護者の対応に関しては、それで大きく反応が変わることを嫌というほど経験をしてきたため、
徹底して保育士に伝えています。


電話対応一つにしても同様で、
各園まわって指導を含め、他園の事例共有等も経営者自らが行います。

他の園であったヒヤリハット(保護者対応編)も紙でまわすのでは
なかなか真意まで理解できないことに気づき、
経営者が各園をまわってできるだけ皆に伝えるようにしているのです。


そうすると、
各園同士の隔たりも自然と消え、
働く保育士の表情も明るくなり
それが保護者からの評判も向上し、
在園児保護者の紹介で園児が来るようになりました。
いわゆる、口コミが増えたのです。


保育に対しては意識高く取り組み、
誰が見ても「良い保育」を行っているはずなのに、
はじめの面談で躓いてしまっては非常にもったいないのです。

そこをなくすために、面談はなるべく経営者自らが行うようにしています

そのときに伝えていることは、
なぜこの保育が必要なのか、
なぜこの保育内容にしているのか、

ということです。


これを伝えずに、ただ行っている内容だけ話をしても
保護者には伝わりません。


そのため、こちらの経営者の方は、
保育は保育士の先生方にお任せし、
自分は保育士の働きやすい環境整備と
保護者満足度の向上、
そして園児を定員で一杯にするための面談を行っているのです。

そのおかげで今は成約率80%を超えているそうです。


このように、取組内容の説明だけでなく、
なぜこの内容が重要なのかを説明することで決定率は向上するのです。

また、入園を決定した後も引き続き満足してもらえるように
先生方の対応もよく、
それが口コミにつながる、
という仕組みができています。


保護者への説明のときに内容だけでなく、
行っている意味や得られる成果を伝えると
保護者の満足度は向上します。

参考にしてみてください。  


船井総合研究所 伊藤 沙穂理

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