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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

カルビープラス

掲載日:2013年5月 2日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、今日はオープン1年を迎えたダイバーシティに行った際に
気づいたことを書きたいと思います。


現在ダイバーシティで未だ行列を成しているのが、
菓子メーカー「カルビー」の店舗、「カルビープラス」です。


ダントツの行列を成しています。


ダイバーシティは台場駅からメインのエスカレーターを上がると、
すぐに1年前話題になった「OLD NAVY」があり、
そのすぐ隣にカルビープラスがあります。

向かい側には「キョロちゃんのおかしなおかし屋さん」などの
類似業態もあります。

もちろん、テナント立地も良いのですが、
明らかにそれ以上の行列を成しています。


現在カルビープラスは新千歳空港の2店舗、原宿竹下通り、
東京駅、沖縄の国際通りなど、6店舗展開していますが、非常に
有力な館や立地に入っています。


既に計100万人が来店しているようです。

2011年12月の原宿竹下通りでのオープンがスタートですから、
私の勝手な試算では現在で1日7,000人ほどが6店舗で来店し、
平均して1店舗あたり1,200人近くが来店、1時間で120人、
1分に2~3人は来店している
ことになります。


素晴らしいですね。


このカルビープラスの成功要因を私はこのように捉えています。


・ガラス越しに覗けるフライヤーの臨場感
・「ポテりこ」の商品力
・ワクワク感を感じさせる売場イメージ
・気軽に食べれるお手軽感
・一度は食べてみたい、それを発信したいという心理
・立地戦略

もちろんカルビーブランドが前提にあるわけですが、
それだけでこれほどまで繁盛するとも思えません。


私は特に、
「話題だから一度は食べてみたい!
そして、それを友達に伝えたい、FacebookやTwitterで発信したい!」
という想いがあり、食べてみたら「揚げたてだし、美味い!」と感じ、
さらに発信力が高まる、そういうサイクルがあることが要因であると感じます。


ターゲットも10代~20代がメインですから、尚更です。


これからは「発信したい!」と思える、

「発信喚起の動機付け」

がポイントです。

保育にも参考になることでしょう。

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