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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育士派遣・紹介業へのチャレンジ
掲載日:2013年5月20日私の著書が出版されました。
保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798037648?ie=UTF8&tag=shuwa01-22&linkCode=as2
みなさん、こんにちは。船井総研の大嶽です。
5月2日の規制改革会議での株式会社認可保育所参入緩和は
厚生労働省の合意事項です。
今月都道府県に通達がおり、
来月から色々と動き出しそうな気配です。
よくチェックしておいてください。
さて、今回はBtoB事業の中でも「保育士派遣・紹介業」
についてお伝えします。
すでに保育士派遣を行っている企業はたくさんあります。
しかし、実際にはさほど仕入れ(保育士の登録)は
上手くいっていないケースが多いのです。
需要は確かに存在し、公立保育所なども利用しているくらいですから
案件はあるのですが、仕入れができないのです。
求人サイト等を見てもかなり費用をかけて採用を行っています。
この先の人材不足時代を考えると、
今後も決して事業としては楽でないと思われます。
しかし、一方で派遣で働きたいという保育士のニーズもあります。
このバランスがどこで折り合いがつくのかは測れませんが、
現在のレッドオーシャン(競争の激しい市場)で
後発で生き残るのは難しいかもしれません。
よって、今後は紹介業やヘッドハント業が増えると思われます。
こちらは成果報酬制ですから、
採用して成立させた分だけマージンが取れます。
年収の20%~30%。およそ、50万円~100万円です。
他の職種と比べるとかなり低いです。
だから、既存の紹介会社はあまりやりたがりません。
ここに空白マーケットはあると思われます。
保育士や幼稚園教諭の紹介業やヘッドハント業だけで
事業化できるかどうかは疑問ですが、
付帯事業としてはチャレンジする価値はあるかもしれません。
近いうちにこの事業へ参入するためのセミナーを開催します。
こうご期待!
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