-
- ライター名:伊藤 沙穂理
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育士が主体的に動いて園児を増やした事業所内保育所【埼玉県A保育園】
掲載日:2013年6月 2日みなさん、こんにちは!
船井総合研究所の伊藤です。
今回は事業所内保育所の成功事例をお伝えします。
埼玉にある事業所内保育は、定員30名の園で、
常時利用者数は定員より少し少ない28名です。
開園当初はまったく集まらず、
常時1~2名と非常に苦労されたそうですが
開園から3ヶ月、急に登録者が増え
登録者数は60名にまでのぼりました。
なぜここまで急に登録者が増えたのか-。
理由は、
「安心して預けられるように」
と考えた保育士の地道な活動でした。
そこからは口コミでどんどん増えていったそうなのですが、
保育士の地道な活動の例として
以下のことが挙げられます。
・子どもが安心して生活できるような部屋づくり
・初めての子どもでもくつろげるような言葉がけ集を保育士で作成し、毎日のトレーニング
・お母さんに安心して働いてもらえるように子どもたちの日々の様子を伝えるツールづくり
その他もありますが、
共通していることは利用者を増やすために保育士が自主的に動いている
ということです。
園児が集まらないからと言って
現場の保育士さんが意見を出し合いすぐに行動に移す
ということはなかなかできることでありません。
素晴らしいことです。
実際にどのようなツールや仕組みをつくったのかは
次回の内容でお伝えします。
お楽しみに!
- カテゴリ: