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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

一体化会議から学ぶ

掲載日:2013年6月30日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

船井総研では月に2回、全コンサルタントが集まる会議の場があります。

そして、その会議が先日から大きく変わりました。


一方的な上層部や管理部からの情報発信から、
社員の情報共有へ

船井総研では伝統的に、月に2回、会議を設け、
その場では特に社長や役員からの講話を聞き、
そのノウハウを社員が習得するという形を取ってきました。

しかし、本当にそのやり方で良いのか?
もしかすると、現場第一線でコンサルティングをしている社員同士が
コンサルティング成功事例やモデル企業事例を共有した方が価値があるのでは?
参画意識も高まるのでは?


ということで改革したのです。


具体的な内容としては、

・2ヶ月1セットの会議とする
・1回目は事例の情報共有
・しかもテーマは船井総研のコンセプトでもある「グレートカンパニー」とする
・その場で各グループの最優秀プレゼンターを決める
・2回目の会議でそのプレゼンターが全社員の前で発表する

東京事務所だけでも社員は約300名程度。

それを20グループで各グループ15人程度に分けますから、
1回目では15の事例が共有され、
さらに2回目では20グループの選りすぐられた事例を全社員で共有する、
つまり品質はともあれ、35の事例が2ヶ月1セットで収集出来るということです。

私はその1つのグループの司会担当でした。

スーパー、宅配サービス、印刷会社、広告会社、大学、不動産、OA機器、飲食店、
リラクゼーションサロン、幼稚園、省エネビジネスなどの事例を共有。

やっぱり異業種の事例は面白い!
保育業界に活かされるものがたくさんあります。

グレートカンパニーとは、
独自のビジネスモデルで特定の領域で一番化され、
独自のカルチャーや理念を持ち、
社員がイキイキ働いている会社のことです


今日、様々な会社の事例を聞いていて思ったのが、グレートカンパニーの共通点は、


「社長が成功の3条件を満たし、そのトップの意思や想いが社員に浸透している」


ということ。


何度もお伝えしていますが、成功の3条件とは、

・素直
・プラス発想
・勉強好き

です。

独自のビジネスモデルよりも、
この条件にフォーカスして話している人が多かったです。

しかもほぼ全て船井総研のお客様の事例です。

それぞれとても素晴らしいお客様とお付き合いしていることがよく分かります。


会議はやはり、

・情報共有の場であること
・ヒヤリハットやリスクも大事ですが、成功事例が共有されること
・一人一人が主役になれること

の3つが大事です


会議はどんな業種においても使い方によって価値にもムダにもなります。

是非参考にしてみてください。

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