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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
これから5年間の認可外保育所のあるべき姿(5)
掲載日:2013年10月 2日みなさん、こんにちは。
さて、私は常々、「これから先は認可外保育所の役割が無くなる」
と言い続けてきました。
世に存在する多くの認可外保育所は認可保育所の受け皿でしかありません。
よって、採算も合わず、待機児童が減れば園児が減り、
新しい認可保育所が出来れば園児が減るという状況になるわけです。
これが今後急速に待機児童が減少したとしたら
もはや認可外保育所に通う理由がなくなるわけです。
もちろん、特徴的な教育や、
認可保育所では対応できない預かりのニーズもあります。
しかし、明らかにジリ貧でしょう。
抜本的な業態転換が求められるのです。
その形は今世の中にない形かもしれません。
また、前回までお伝えしたような「ハイブリッド型保育園」かもしれません。
フローレンスさんのような病児保育かもしれません。
いずれにしても民間企業として、個人事業主として
保育業界で生き残る道を企業として模索しなければならないのです。
「変化するための意思決定」
これが今最も大切なのです。
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