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保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

差別化の8要素で開業を考える(1)

掲載日:2013年10月12日

私の著書が出版されました。
保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
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みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、今回からはシリーズで船井総研の経営ノウハウでもある、


「差別化の8要素」


で保育園開業を分析したいと思います。

まず、この差別化の8要素というのがどんなものなのか。

ここから見ていきましょう。


1.立地
2.売場面積(施設規模・定員数)
3.ブランド・ロイヤリティ
4.商品力(教育性・安全性・利便性・品揃え・独自性)
5.価格
6.接客力(人材力)
7.販促力(園児募集力)
8.固定客化力(継続性)

これが8要素です。
()内の言葉は保育業界に落としこんだ言葉です。


事業を成功させるマーケティングの考え方では、
この8つのうちどの要素で自社が優位性を確保するのか、
差別化を図るのかがとても重要です。

そして、
1~3を「戦略的差別化要素」、
4~8を「戦闘・戦術的差別化要素」
と呼ぶのですが、つまり、

戦略的差別化要素・・・すぐには変えられない要素
戦闘・戦術的差別化要素・・・努力しだいで変えられる要素

ということです。


しかし、新規開業の場合は、戦略的差別化要素から構築するので、
十分にこの部分で差別化が可能です。


つまりは、この戦略的差別化要素は「すべってはならない要素」ですから、
ここの部分を入念に考える必要があるのです。


次回からこの8つの要素における開業のポイントをお伝えしてまいります。

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