-
- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
差別化の8要素で開業を考える(2)
掲載日:2013年10月30日私の著書が出版されました。
保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798037648?ie=UTF8&tag=shuwa01-22&linkCode=as2
みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、前回からシリーズで船井総研の経営ノウハウでもある、
「差別化の8要素」
で保育園開業を分析しています。
この差別化の8要素とは、
1.立地
2.売場面積(施設規模・定員数)
3.ブランド・ロイヤリティ
4.商品力(教育性・安全性・利便性・品揃え・独自性)
5.価格
6.接客力(人材力)
7.販促力(園児募集力)
8.固定客化力(継続性)
ですが、今回は1の「立地」を考えていきたいと思います。
様々な幼稚園や保育園で保護者にアンケートをとると、必ず1番目、
低くても3番目までには、
「家から近いから」
という意見が返ってきます。
それくらい「立地」というのは大切なのです。
立地を因数分解すると。
1.立地する場所
2.視認性
3.利便性・アクセスの良さ
4.市場性
に分けられます。
どれも大切な要素です。
「人気園は立地を超えてやってくる」
と言いますが、それでも立地が良いに越したことはありません。
人気園でも園児の70%~80%は
足元商圏(都心:自転車10分以内、郊外:車10分以内)からやってくるのです。
そして、人は第一印象で50%は決まります。
ですから、外観、雰囲気も大切にしなければなりません。
立地は変えられない要素です。
是非慎重に選んでいただきたいと思います。
- カテゴリ: