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- ライター名:伊藤 沙穂理
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
コミュニケーションの基礎~指示の出し方~
掲載日:2013年11月23日こんにちは、
船井総合研究所の伊藤です。
今回はコミュニケーションの基本である指示の出し方についてお伝えします。
現場の先生や園長先生と話していてよく聞くこととして
・なかなか現場の先生が動いてくれない
・文句ばかりで新しいことをやろうとしない
・文句ばかりで新しいことを受け入れようとしない
などがあります。
これらは、お互いの思っていること以上に
現場が動いてくれない、
または現場を理解してくれていない、といった
相互の理解の差が関係していることがあります。
様々解決策はありますが、
まずは「指示の出し方は明確かどうか」
ということに焦点を絞り、
今回はお伝えしたいと思います。
園長先生から主任の先生へ指示の出し方が明確ではない場合、
それを現場に落とすとさらに指示は不明確となり、
本来の目的とは異なる結果となることがあります。
これは、元となる園長先生の指示の出し方に問題があると言えます。
指示の出し方に必要なことは、
・目的を明確に伝える
・結果として何が生み出されるのかを伝える
・必要な行動を伝える
・納期(期限)を明確にする
最低でもこの4つが必要となります。
指示の出し方の例を聞いていると、
上記4つが漏れていることが非常に多いのです。
ただでさえ現場は毎日忙しく、
何も分からないまま仕事を振られるので
「これ以上仕事が増えるのは無理」と
最初から拒否反応を示してしまうのも
無理はありません。
伝える際に指示を明確に出すことが必要です。
一言で言えばコミュニケーションなのですが
多くの主任の先生が悩んでいる原因を深堀すると
この伝え方がうまくいっていないことがあります。
伝える側の意識を変えることがコミュニケーションの変化のきっかけとなります。
ぜひ、一度見直してみてください。
船井総合研究所 伊藤沙穂理
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