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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
業績が上がらない保育事業者の共通点(1)
掲載日:2013年12月 2日みなさん、こんにちは。
船井総合研究所の大嶽です。
さて、これまで200を越える保育会社を見てきた中で
業績の上がらない会社の共通点をお伝えします。
まず、業績低迷や業績不振にはいくつか種類かあります。
1.目標が未達
2.業績自体が低下
1については、規模によっても大きく変化します。
年商3億の会社が5億の目標を掲げているケースもあれば、
認可外保育所を1箇所だけ運営する年商2000万円の会社が
2500万円を目標にするとでは異なるのです。
今回はこの1のケースを考えましょう。
このケースで上手くいってない会社の共通点は、
・そもそも目標設定していない
・目標設定が非現実的
・目標が社内で統一されていない
・ビジネスモデルの限界
という点です。
目標が設定されていないのは論外。
さらに、非現実的な会社もよく見られます。
この手の会社は社長が「口だけ社長」と「数字に弱い社長」
であるケースが多いのです。
また、目標統一されていない会社も業績が伸びません。
社長の頭の中だけで構想し、現場は理解していない。
社長は伝えているようで伝えていない、そしてその理想と
現場の現実のギャップに苦しまれる、、というケースが多いです。
最後にビジネスモデルの限界についてです。
これは、今までベビーシッターをやっていて、年商5000万円まで
やったとしても、その先一向に伸びない。
試行錯誤はしているし、目標設定もしているけど中々上手くいかない。
これは経営的に言うと、「シェアアップの限界」と言い、
・エリア拡大
・マーケットサイズの付加
をしなければ業績は上がりません。
そして、このビジネスモデルの限界に悩んでいる経営者が多いようです。
私の主催する研究会でもその悩みは出てきます。
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1184910870_240.html
※お試し参加出来ます!
これらをもう一度見直すことが大切なのではないでしょうか?
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