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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
差別化の8要素で開業を考える(7)
掲載日:2014年1月14日私の著書が出版されました。
保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798037648?ie=UTF8&tag=shuwa01-22&linkCode=as2
みなさん、明けましておめでとうございます。
本年も当サイトをよろしくお願いいたします。
さて、昨年からシリーズで船井総研の経営ノウハウでもある、
「差別化の8要素」
で保育園開業を分析しています。
この差別化の8要素とは、
1.立地
2.売場面積(施設規模・定員数)
3.ブランド・ロイヤリティ
4.商品力(教育性・人材力・安全性・利便性・品揃え・独自性)
5.価格
6.接客力
7.販促力(園児募集力)
8.固定客化力(継続性)
ですが、今回は6の「接客力」について考えてみます。
接客力とは、小売業界で言えば
、お客様の購入促進のためのトークや立ち振る舞いを指します。
これを保育業界で言い換えますと、
「保護者対応力」
になります。
保護者は園を決定する際に、まず間違いなく、
・どんな保育スタッフが働いているのか?
・うちの子供を安心して預けられる人なのか?
・そのトップである園長はどんな人なのか?
という部分を見ています。
ですから、特に園長の対応によって成約率は半減するのです。
園=人やスタッフ
です。
ですから、立ち振る舞いや身なりが悪ければ、
それが園の評価となり、それが広がるのです。
躾、マナー、コミュニケーション力、特に保護者の意見や悩みを聞き、
それを解決できる力を高めていくことが必要であり、
開園時はそれが出来るスタッフを入れていかなければなりません。
繰り返しになりますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
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