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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

評価・賃金制度構築のポイント(3)

掲載日:2014年1月14日

みなさん、明けましておめでとうございます。
本年も当サイトをよろしくお願いいたします。


今回は評価制度構築で重要な考え方である、


「その園らしい評価制度を構築する」


ということを事例を交えてご説明したいと思います。

某準認可保育所からオファーを受けた時のことです。


この園の経営者は非常に接遇、マナーに厳しい経営者でした。


保育士に対して、細かな言葉遣いや身なりへの注意もしょっちゅうでした。


実際に経営者にヒアリングをした際も、


「保育はサービス業でもある。
だからこそ、接遇、マナーが出来ることを評価でも大切にしていきたい」


とのことでした。


だから、10個ほどの項目のうちこの項目を3つにして、
さらにその中でもレベルを5段階にしてその評価を徹底しました。


その結果、明らかに保育士の態度が変わったのです。
中には自分から、


「接客の外部研修に参加したい!」


という方まで出てきたくらいです。

このように、園によっては接遇を重視しないところもたくさんあるでしょう。


しかし、この園にとっては評価の中軸になるわけです。


評価は園によってことなるのです。

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