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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
差別化の8要素で開業を考える(8)
掲載日:2014年2月 5日私の著書が出版されました。
保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798037648?ie=UTF8&tag=shuwa01-22&linkCode=as2
みなさん、明けましておめでとうございます。
本年も当サイトをよろしくお願いいたします。
さて、昨年からシリーズで船井総研の経営ノウハウでもある、
「差別化の8要素」
で保育園開業を分析しています。
この差別化の8要素とは、
1.立地
2.売場面積(施設規模・定員数)
3.ブランド・ロイヤリティ
4.商品力(教育性・人材力・安全性・利便性・品揃え・独自性)
5.価格
6.接客力
7.販促力(園児募集力)
8.固定客化力(継続性)
ですが、今回は7の「販促力」について考えてみます。
私は販促力とは、
・露出量・・・顧客接点を持てる回数
・媒体数・・・露出する広告媒体の種類
・投資額・・・広告投資額
・伝達力・・・セールスレター、レイアウト、デザイン力など
によって、決まると考えています。
ここで差別化できれば、他社よりも新規客の確保が容易になります。
しかし、ここは多少資本力と連動しますので、
逆に他社が自社よりも力が弱い際には
徹底して販促力を高める戦略は効果を発揮します。
保育園で言えば、
・いかにHPを強化できるか
・いかに口コミを発生させられるか
・いかにコミュニティを作れるか
によります。
一般的に広告宣伝費とは売上の3%~5%が妥当と言われていますが、
保育業界は人件費率が高いので2~3%が妥当だと私は考えます。
月の売上が200万円ならば毎月5万円程度。
この5万円をどう使うか?
こう考えると一発新聞折り込みチラシがどんなに非効率か
分かると思います。
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