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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

こども園になる?ならない?(4)

掲載日:2014年4月12日

2014年2月、増版が決定いたしました!

保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
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みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、前回から今後の施設類型についてお伝えしています。

認可保育所にとっての新制度後の選択肢は、

・幼保連携型認定こども園
・保育所型認定こども園
・認可保育所のまま
・小規模保育へ縮小

の主に4つとなります。


今回から、この4つの類型に対して、

・メリット
・デメリット、リスク

をお伝えしていきます。


今回は「保育所型認定こども園」です。


保育所型認定こども園は原則認可保育所に加え、
1号認定、つまり「幼稚園需要」の受入もできる形です。


このメリットとしては、

「地方部で将来性が厳しいエリアで待機児童も少なく、
保育ニーズが減少している場合に、幼稚園部分を受入れ、
全体で園児を確保することができる」

ということと、

「行政の委託ではなく、直接契約になるため、園児募集がしやすくなる」

という点が挙げられます。


逆にデメリットとしては、正直あまり感じないのですが、
やはり既存の認可保育所から移行することは
手続きやオペレーションの上で負担が増える
という部分であると言えます。


都心部ではあまり進まない業態だとは思いますが、地方部では
私のお客様でも既に開設を検討している方もいらっしゃいます。


是非参考にしてください。

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