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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
新規参入の厳しさ(5)
掲載日:2014年5月 6日さて、いよいよ5月開催のセミナーが決定しました!
こちらです!
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/314357.html
今回はゲストにスクールIEでおなじみの株式会社拓人こども未来さまを
お招きして、当社が運営する認可外保育所「キッズデュオインターナショナル」
の経営ノウハウをお伝えさせて頂きます。
みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
前々回からタイトル通り保育事業への新規参入の
厳しさをお伝えしています。
その理由は、
・労働集約型である
・マーケットサイズが小さく、商圏も小さい
・補助金が入る園とそうでない園が混在している
・定員によって収入の頭打ちがある
・厳しい基準が存在している
という点です。
今回は、
「定員によって収入の頭打ちがある」という点について
お伝えします。
認可外保育所でも小規模保育でも物件の面積が決まれば
定員が決まります。
そして、定員が決まれば最大売り上げが決まります。
これが小売店ならばいくらでもお客様を入れられますが、
そうは行きません。
例えば、定員が30名で、客単価が5万円ならば月150万円
が原則的には上限となります。
このケースでよくあるのが、
「新規参入だからあまり無理をせず、小さな園を始めよう」
というケース。
定員20名でやっても客単価5万円ならば100万円にしかなりません。
ここに4名の保育士を常時配置したら、、、言うまでもないですね。
そうなると、保育料を変えるか、別の収入を考えるかという話に
なるのです。
是非気をつけてください。
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