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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

マンション販売から経営を考える

掲載日:2014年8月 6日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回はマンション販売会社から学びたいと思います。

特に都心部のマンション販売戸数は増税前の駆け込み需要
のあった昨年よりは大幅に減っているものの、一昨年、その前
の年と比べれば、例年並みの水準です。

そんな中、マンション販売の営業のアプローチもこの数年変わって
来ているようです。


それは、

「保育園や教育機関との連携によるバリューアップ」

です。


マンション購入者の多くが子連れですし、DINKSと言われる夫婦のみ
の世帯の方が少ないのが現状です。

よって、当然保育園や幼稚園、小学校からのアクセスはマンション
購入者にとってとても大切な要因となり、営業マンもそこを訴求するのです。

先日私が行ったモデルルームでは、その敷地内に保育園が新規開設
されるとのこと。


それが売り文句になっていました。

しかし、私が試算すると、恐らくその保育園だけでは足りません。
その保育園の0~2歳児の倍率は2.5倍~3倍になると思われます。


ここから言えるのは、私たち保育事業者はマンションデベロッパーや
土地開発業者とアライアンス、つまり連携することが大切だということです。

既にそのような保育事業者もいますが、マンションデベロッパーや
ビルデベロッパーも様々な提案を模索しています。

デベロッパーと提携して、マーケットの有望なエリアに出て行く戦略
も是非検討してみてください、
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