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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
人材獲得を有利に進める認可保育所(1)
掲載日:2014年8月18日みなさん、こんにちは!
船井総合研究所の伊藤です。
今回は、保育士不足が言われる中、
新開園のため、25名の保育士を獲得した
採用事例をお伝えしていきます。
認可保育所を運営されている方ならば、
新卒の保育士採用を
①養成校周りをする
②採用フェアへ参加する
③自社で説明会を企画する
④求人媒体へ掲載する
などの施策を行っていると思います。
保育士にとっても、
就職フェアからのエントリーシート提出や
法人説明会への出席は、提出・参加が高く、
参加しずらい心理がまだまだあるようです。
見込みリストが獲得できても、なかなか面談
まで繋がらないという経験をされてきた
こともあるのではないでしょうか?
この法人様は、他業界の事例に習い、
保育士と食事会開催を定期的に行い、
12名の新卒保育士を採用されました。
食事会の開催の告知は養成校の就職担当者
お渡し、案内の配布を行ってもらいます。
食事の費用は、法人が全額負担してくれ、
これからのキャリアを考える機会として、
・年齢の近い先輩保育士
・出産しても働き続ける保育士
など、園でも憧れの存在と一緒に保育の
未来を考える会を実施しています。
毎回10名程度で実施するようですが、
面接誘導率が60%を超え、広告費を
考えると割りがよいということで、
この認可保育所では、定期的に、
「保育業界を考える会」
の食事会を実施しています。
今後の採用については、
他法人よりも信頼関係を築くためにも
共に食事の時間を過ごし、何でも話せる環境
を与えてあげるが大切です。
次回は、企画の内容について、
少し深堀してお送りします。
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