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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

イオンの保育参入から学ぶ

掲載日:2014年9月 1日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


小売業最大手のイオンがいよいよ保育事業への参入を大々的に発表しました。


2015年までに首都圏で事業所内保育所を1箇所、18年春を目途に46都道府県で
最低1箇所ずつの開設を予定しています。


さらに16年春までに大阪府や埼玉県など計15カ所以上の商業施設にモデルと同様の条件で
運営する保育所の導入を目指すということ。


事業所内保育所で運営モデルを固め、待機児童が多い地域にあるショッピングセンター
や総合スーパーにはテナントとして民間の認可保育所を誘致するということです。


目的は、


・女性従業員の確保
・消費者に対する買い物のインフラから生活のインフラ化
・地域貢献


の3つだと考えられます。


いよいよ小売業も新制度を前にして保育事業への参入をしてきました。


今後はイオンに対して営業を仕掛ける保育事業者も増えると思います。

また、それを踏まえて自治体に提案を持ち込む事業者も増えるでしょう。


以前は不動産デベロッパーに提案を持ち込むのが主流でしたが、これからは
小売業やSCに持ち込む動きも加速しそうです。


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