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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
学童保育の参入を考える(6)
掲載日:2014年10月 1日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、シリーズで学童保育の参入について
お伝えしております。
学童は、
1.ターゲット・・・公立学童に不満がある、公立に入れない、色々習わせたい
2.商品・・・三種の神器、スポット、オプション
3.価格・・・価格分の価値で考えれば3~5万円の高額設定
4.施設・・・快適な環境、安全環境、5S
5.集客・・・HP、イベント、長期休暇
で考えるべきとお伝えしましたが、今回は「集客」について
お伝えします。
集客を考える前提は、
・いつ
・誰に
・何を
・どのような媒体で
です。
今回は「誰に」です。
学童のターゲットは「共働き世帯」というのが一般的な
考えです。
もちろん、公立の学童はそのような方しかいません。
しかし、民間学童の場合は異なります。
共働き世帯だけでなく、専業主婦世帯もターゲットになります。
つまり、2つのターゲットに対して対応していく必要があり、
この2つのターゲットに対応できないと、事業としての安定性
は確保できないのが実情です。
では何故専業主婦もターゲットになってくるのか。
それは、民間学童のサービス特性にあります。
民間学童の多くは教育に力を入れ、学習、英語、運動などのプログラム
を入れています。
これらによって、習い事ニーズが生まれることが理由です。
働いていなくても、
「あの民間学童でやっている教育が良いから火曜日だけは習い事として
通わせて、かつ折角だから夕方まで遊んで、送迎を利用したいわ。」
という保護者が存在しているのです。
次回も引き続き集客についてお伝えいたします。
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