-
- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
学童保育の参入を考える(7)
掲載日:2014年10月15日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、シリーズで学童保育の参入について
お伝えしております。
学童は、
1.ターゲット・・・公立学童に不満がある、公立に入れない、色々習わせたい
2.商品・・・三種の神器、スポット、オプション
3.価格・・・価格分の価値で考えれば3~5万円の高額設定
4.施設・・・快適な環境、安全環境、5S
5.集客・・・HP、イベント、長期休暇
で考えるべきとお伝えしましたが、今回は「集客」について
お伝えします。
集客を考える前提は、
・いつ
・誰に
・何を
・どのような媒体で
です。
今回は「何を」です。
集客の基本をもう一度立ち返ってみると、集客とは、
1.まずは売りやすい商品・サービスを売る(集客商品づくり)
2.その商品に興味を持って頂き、売りたい商品・サービスを売る(収益商品へのアップセル)
が原則です。
つまり、まずはお客様に手が届き、安心して買って頂けるものを
提供することが大切です。
民間学童はご存知のとおり、非常に高額です。
よって、そう簡単に保護者も決断をしません。
であれば、大切なのは、「価値を知って頂く場を提供すること」
であり、それにおいて効果を発揮するのが、
「スポット利用」
となるのです。
よく英会話スクールでも、
「1ヶ月体験5000円」
「5回で10000円」
といったキャンペーンを行っています。
これと非常に似た考えなのですが、まずはハードルを下げて、
それを提供するのが重要になるということです。
これが民間学童の集客における「何を」の考え方です。
次回も引き続き集客についてお伝えいたします。
- カテゴリ: