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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

え!?幼稚園のこども園化は進まない!?(6)

掲載日:2014年10月15日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


幼稚園の移行調査が発表になりました。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/faq/pdf/jigyousya/research_20140929.pdf


ここから私なりに分析をした結果、平成29年までに
幼保連携型認定こども園へ移行する幼稚園は、


15%~20%


となるでしょう。


つまり全国の1200~1600の私立幼稚園が29年度までに
幼保連携型に移行するという計算です。


平成29年末までに

1.幼稚園の認定こども園化 
2.認可保育所新規開設・定員の弾力化
3.地域型保育給付事業

で20万人(0~2歳で16万人程度)の受け皿を作るのが国の方針です。

1の認定こども園(幼保連携型)が1,200施設移行し、そのうちの70%が
0~2歳の定員(1施設あたり25名)の設定した場合、2.1万人しか解消
されない計算になります。

しかも、幼保連携型に移行する園は待機児童の多い都心部よりも地方部の方が
多いことを考えると、待機児童解消として機能しないケースも多く発生するでしょう。


つまり、2と3への依存度が高まるということが明白になってきました。

  
どんな時代がやってくるか?
これが何を意味するか?


次回から私の分析結果をお伝えしたいと思います。
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