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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

人材紹介ビジネスから学ぶ

掲載日:2014年10月15日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


先日当社で実施した「採用革命セミナー2014」はおかげさまで
非常に多くの方にご参加いただき、高い満足度を得ることができました。

対象者は保育事業者と介護事業者。


社会福祉法人様が50%、民間企業様が50%という内訳です。


このセミナーのメイン講師を勤めたのが当社の人材ビジネスチームのリーダー
である新倉というものです。


彼は普段人材紹介会社向けに業績向上のお手伝いをしていますが、人材紹介ビジネス
の業績向上の肝になるのが、登録者の囲い込みです。


事業者からの需要は山ほどあるので、後は登録者を発掘、囲い込めれば紹介できる
のです。


要するに、採用のプロ集団である人材紹介会社のコンサルですから同じく採用には
かなり詳しいということです。


そんな彼が提唱しているのが、


「保育・介護事業者の人材紹介業付加」


つまり、保育・介護事業者が人材紹介業を行って、保育士、介護福祉士を囲い込み、
優秀な人材は自社へ誘導し、その他の人材は他社に紹介するという仕組みです。



非常に好評でした。


このモデルは今後保育業界でもかなり出てくると思われます。

とくに意識の高い企業ほど。


29年には人材が約7.4万人不足する保育士。


これまでのやり方では到底難しくなるわけです。


業界の常識ではなく、異業種の常識に眼を向け、今からやれることを考える必要が
いよいよ出てきたのです。
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