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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
認可保育所運営へのチャレンジ(3)
掲載日:2014年12月 7日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、企業の認可保育所開設をシリーズでお伝えしておりますが、
やはり企業が認可保育所の開設にチャレンジするためにはまずは
公募が重要となります。
1.行政への事前周知
2.事業者説明会
3.申請書類の書き方
4.ヒアリング・プレゼン
5.現地視察
公募については、小規模保育のテーマの際に詳細をお伝えしたので、
今回はあくまで認可保育所ならではのポイントのみお伝えします。
認可保育所の公募において、この1~5で非常に重要となるのが、
3と5になります。
多くの企業様は「初めて認可保育所にチャレンジする」わけですから、
既に認可保育所を運営している企業や社会福祉法人と比較をして、
圧倒的に不利になるのが、
「運営実績」
です。
やはり運営実績のある企業に比べて、実績のない企業に対する信頼
というのは落ちるわけです。
ですから、重要なのは、
1.提案書でその信頼を勝ち得る
2.既に運営している園の実績で信頼を勝ち得る
という2点に集約されます。
そこで、提案書では重要になるのが、
・安全性を担保するための根拠
・乳児保育・幼児保育のノウハウ
・人材確保の根拠(特に施設長)
・好立地・自治体が求めているエリア・立地での開園
になります。
次回はその詳細をお伝えいたします。
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