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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
50人入園待ちのプリスクール(1)
掲載日:2014年12月 7日皆さん、こんにちは!
株式会社船井総合研究所の服部雄太です。
今回は都内で9箇所のプリスクールを行っている
Kプリスクールの教育の質を上げる取り組みを紹介します。
保育事業を行う上で、3つの機能を高めていく必要があります。
1.安全性
2.利便性
3.教育性
1の「安全性」については、保育士(スタッフ)や保育環境となり、
「どのような考えを持つスタッフなのか」
「どのような環境で過ごすのか」
など、子どもを預けることに関わるソフトとハードの質を高めていく
取り組みです。
HPや面談などで具体的に伝えていくことは、
・施設の広さ
・一人当たりの面積
・人員体制
・職員研修
・安全・安心に過ごすためにこだわっている取り組み
などです。
2の「利便性」については、"保護者の働きやすい環境を作る"
ためのサービスの量や質を高めていく取り組みです。
具体的には、
・預かり時間
・保育園までのアクセス(立地や送迎サービス)
・布団などの持ち物不要
・振替保育
・当日の一時預かり対応
・休日対応
・夜間対応
・病児対応
などです。
3の「教育性」については、人気の認可外保育所が必ず持ち合わせなければならない価値です。
認可外保育所の経営を考えていくと、8万を超える保育料を保護者が喜んで払ってくれる教育の取り組みが重要になります。
例えば、
・書き方や計算の「学習プログラム」
・○○式などの「運動プログラム」
・行事の豊富さや独自性
・職場体験などの「社会体験保育」
・野菜を育て、食べる「食育」
・ネイティブによる英語保育
などの内、
①1つ特化したプリスクール
②バラエティ豊かな保育プログラムを提供するプリスクール
のいずれかになり、今回紹介するKプリスクールは、
①の英語に特化したプリスクールして運営しています。
そうなると特に英語力を高める
「英語が話せるようになった」
「英検が取れるようになった」
などの取り組みをしていいかない限り、プリスクールの商品力である「子どもの成長」という結果を出していくことができません。
次回は、Kプリスクールが英語力を高めるための取り組みを紹介していきます。
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