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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

美容業界(美容室)の職員モチベーションアップ(2)

掲載日:2015年2月16日

皆さん、こんにちは!
株式会社船井総合研究所の服部雄太です。

今回は前々回に引き続き、美容室の職員採用・定着の取り組みをご紹介します。

豊田、名古屋市で9店舗展開する美容室では、

前回お伝えした日々のコミュニケーションに合わせて

○定期的なコミュニケーション

を会長(創業者兼美容師)と社長(経営責任者)が行っています。


大きくは、

●個人別面談
●経営方針発表会

の2つになります。

目的は、

会社の方向性=個人の方向性

の一致になります。


「個人別面談」については、仕事中の時間に、美容師のスケジュールを押さえて、
カフェで個人面談を行っています。

いつもと違う場であるからこそ、美容師から聞ける話もあり、
何より社長も

・会社の運営の本音(会社の方向性)
・その職員に対する期待(明確な役割)
・個人目標の進捗(職員の目指す姿のサポート)
・会社目標の進捗(売上や技術研修などの習得)
・今後の実施事項(何をやると達成できるのか)

を社長からやり方を与えるのではなく、美容師に質問することで、
次に何を取り組んでいくのかマインドセットしています。

人は誰に褒められたいですし、時には自己重要感を感じたいもの
そして、男性も女性も若手は、自分で言った(決断)ことを
実現しようと一生懸命になります。

そして、その目標を達成していくことで急速的に成長していきます。

だからこそ、個人別面談を行う経営者は、
従業員の成長や成功を心から応援して、願うことです。

そのような上司やトップがいる会社を辞める理由はありますでしょうか?

明日から保育士の理想像の実現で何か応援できることがないか
まず、面談を実施してみましょう!

次回は、経営方針発表会について、
ご紹介します。

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