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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

放課後等デイサービスから学ぶ

掲載日:2015年5月10日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回は放課後等デイサービスについてご紹介します。

昨今増えている発達障害の子の受け皿である児童養護施設
には大きく分類して、


・児童発達支援事業所
・放課後等デイサービス



が存在しますが、小中学生を対象とする放課後等デイサービス
が今非常に注目されています。


これは、小中学校の放課後の預かりを行うことに加えて、学習支援
や運動支援を行う場所です。

言わば、発達障害の子ども達のための学童保育のようなものです。



この年代の人口は約1300万人。

このうち、特別支援が必要となる、または発達障害の可能性の指摘
を受けている子は約9~10%。


つまり、120~130万人の子が対象となる事業です。

しかし、実際には約6~7万人の子どもが利用しているとのこと。

まだまだ受け皿が足りておらず、今後も増加が求められる施設です。


今後は保育業界から、この放課後等デイサービス事業に参入する法人
が増えることが予想されます。


また、それは同じ福祉事業として必要な姿なのかもしれません。


健常児と障がい児を地域でしっかりケアしていく。

乳幼児から小・中学生まで総合的にケアしていく。


つまり医療業界で言う「地域包括ケアシステム」の子育て版のようなもの。


ご興味のある方は是非一度研究してみてください。

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